学院での生活
中等部・高等部
8:00〜 登校
早いこどもは朝6時頃から、県内各地をまわる送迎バスに乗り込み登校してきます。専属の運転手さん以外にも、先生たちもバスや車で送迎をします。
8:00〜 朝食
朝が早いこどもたちのために、ラチーノ学院では朝ごはんが用意されています。登校して来た子から順に朝食を摂ります。
9:00〜 授業(1・2限)
ラチーノ学院は1〜5年生が小学部、6〜9年生が中学部となっていて、中学生、高校生は生徒たちが教科に合わせて各教室をまわります。大学みたいですね。
10:30〜 中休み
20分間の中休み。体育館やグラウンドで遊んだり、廊下や階段でおしゃべりしたり。生徒も、先生たちも、みんなが思い思いの場所でそれぞれの過ごし方をしています。
10:50〜 授業(3・4限)
「起立、気を付け、礼!」の挨拶はありません。ラチーノ学院では先生と生徒は友達のように肩を組んだりハグしたり。日本とはちょっと違った雰囲気です。
12:20〜 給食
ラチーノ学院のこどもたち、先生たち、総勢200名近くの給食をたった2人の先生が毎日作っています。フェジョンという豆を煮た汁をご飯にかけて食べるのがブラジル式。たまに出るフェジョアーダはブラジルの定番のごちそう。お昼前になると、校舎に美味しい香りが漂います。
12:20〜 昼休み
給食を食べたらお昼休み。中休み同様、先生も生徒も思い思いに過ごします。学年や年齢が違っていても一緒に遊んでいる姿に、ラチーノ学院の生徒や先生たち仲の良さがよく現れています。
13:10〜 授業(5・6限)
授業中でも生徒から自由に声が上がるのがラチーノ学院の特徴。けど実は、進学するにはテストできっちり点を取らなければなりません。ラチーノ学院では留年することもあり、実はけっこう厳しいのです。
ちなみに、POSITIVOというブラジルの教材を用いており、ブラジルと日本の両方の卒業単位を取得出来るのは関西圏ではラチーノ学院だけです。
14:40〜 下校
登校と同じように、それぞれ地域ごとにバスに乗り込んで帰宅します。先生や兄弟が小さな子の手を引いてバスに乗り込んでいく姿が多く見られ、家族をとても大切にするブラジル文化が垣間見えます。朝とは違ってみんな楽しそうで活気があります。
イベント
1月 新学期スタート※ラチーノ学院では入学式はありません。
4月 マラソン大会甲津畑町の中を走ります。
5月 母の日イベント土曜日に開催し、こどもたちが保護者のために様々な発表をします。食べ物を持ち寄った立食パーティーです。
9月 ポルトガル語の発表会こどもたちが劇などを演じます。
11月 英語音楽フェスティバル各学年がテーマごとに英語で劇を演じます。
12月 卒業式永源寺地区のホールを借りて卒業式を行います。こどもたちはスーツやドレスを身にまとい、とても華やかです。卒業式を終えると体育館で大掛かりなパーティーを楽しみます。この日のためにこどもたちは手作りお菓子やジュースを販売し、お金を貯めています。
※小学部の卒業式はありません。